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第7回「理想の追求」シンポジウム開催

7月31日、東京・目黒区のCanon Global Management Institute(CGMI)において、キヤノン財団「第7回『理想の追求』シンポジウム」が行われました。

キヤノン財団が実施する研究助成プログラム「理想の追求」では、「社会の理想を追求するような、自然科学技術を核とした研究プロジェクト」を支援しています。今回は、2015~2019年の課題「食」の研究に取り組む助成研究者が一堂に会し、研究報告と議論が行われました。

シンポジウムを開催するにあたり吉川弘之キヤノン財団理事長は、「研究者には現在の学問を越えた課題解決についても先頭に立って進める姿勢が求められ、今回の報告会でもそうした研究成果の発表を聞くことが楽しみです。」と、期待の言葉を述べました。

研究報告は、今年3月に研究が終了した5件の成果報告、研究開始から1年経過した4件の中間報告が実施され、引き続き、その他の研究進捗も合わせた16件のポスターセッションが行われました。選考委員、助成研究者に加え、ゲスト参加者も交えた活発な議論が行なわれました。

報告会の最後に、大垣眞一郎選考委員長から全体の講評と、報告者の今後の活躍に向けた期待が話されました。
報告会後の懇親会では、参加者同士の活発な交流が図られ、会場は大いに盛り上がりました。