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「善き未来をひらく科学技術」シンポジウム2024開催

7月19日、東京・千代田区の丸ビル ホール&コンファレンススクエアにおいて、キヤノン財団「善き未来をひらく科学技術」シンポジウム2024を開催しました。報告者14名と共同研究者1名及び選考委員は会場参加、その他の方々はオンライン参加という形で開催しました。報告の内訳は、助成期間を終了した研究成果報告5件(うち1名はオンライン参加)と、2年目の中間報告が3件、1年目のポスターセッションによる中間報告が7件でした。

会場では、多彩で興味深い研究内容が各先生方より熱をこめて報告され、選考委員の先生方だけではなく、助成先研究者同士の活発な質疑応答が繰り広げられ、大変刺激にあふれた会になりました。

研究者たちによる発表終了後、大垣眞一郎選考委員長は講評で、「本日発表された研究内容は、対象や研究方法がとても多様な研究群でした。また、それぞれの学術的探究が大変深く、善き未来を切りひらく勢いにあふれていると感じました。今後さらに善き未来へ向けて、科学としての相互刺激を生み出していただくことを期待します」と、今後への期待の言葉を述べました。

最後に吉川弘之キヤノン財団理事長は、「今日の発表を聞いて、みなさんは善き社会とは何かをきちんと考えて、非常に勇気のある研究をされていると思いました。そして、新しい世紀の科学者の姿を自らつくっている科学者の集団だと実感しました。これからもぜひ頑張ってください」と、研究者を激励しました。