第17回 研究助成金贈呈式

4月17日、東京・千代田区の経団連会館において、キヤノン財団の第17回研究助成金贈呈式が行われました。研究助成先に決定した13名に対し、同財団の評議員会議長であるキヤノンInc.御手洗冨士夫会長から研究助成金贈呈証が授与されました。
御手洗評議員会議長はお祝いの挨拶で「キヤノン財団設立以来、累計採択件数も260件を超え、これまでに多くの研究が実を結び、社会に大きな価値をもたらしてきました。今後も、日本発の独創的な知が着実に育まれていくよう、挑戦する研究者の皆様を息長く支援していきたいと思います。」と研究者への祝福とこれからの期待を語りました。続いて、今年3月にキヤノン財団の理事長に就任した安西祐一郎様は、「国際情勢や国内環境が大きく変化し、今後もさまざまな出来事が起こっていくと思いますが、50年前の自身の経験を振り返ると、最終的にはその時に真剣に打ち込んだことが糧として残ると実感しています。キヤノン財団の助成を受けられる機会を大切にして、ぜひ、後に残る良い研究をしてほしいと思います。」と研究者への激励と期待のメッセージを贈りました。
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御手洗評議員会議長あいさつ -
安西理事長あいさつ
それから、研究助成プログラム「善き未来をひらく科学技術」安岡善文選考委員長ならびに「新産業を生む科学技術」長田義仁選考委員長から、選考講評と助成先に選ばれた研究者への励ましの言葉が述べられました。引き続き、御手洗評議員会議長から研究助成先に決定した13名の研究者へ贈呈証が授与され、研究者を代表して大阪大学 下野九理子教授と東京大学 中根了昌特任准教授が助成のお礼と、今後、研究により一層邁進していくという熱い決意を表明しました。
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安岡選考委員長講評 -
長田選考委員長講評
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「善き未来をひらく科学技術」
助成先代表 下野教授あいさつ -
「新産業を生む科学技術」
助成先代表 中根特任准教授あいさつ
「善き未来をひらく科学技術」助成先の皆さん
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小田 裕香子 教授(京都大学) -
佐野 幸恵 准教授(筑波大学)
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下野 九理子 教授(大阪大学)
「新産業を生む科学技術」助成先の皆さん
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小出 裕之 准教授(静岡県立大学) -
小谷 潔 教授(東京大学)
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杉浦 美羽 准教授(愛媛大学) -
坪山 幸太郎 講師(東京大学)
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中根 了昌 特任准教授(東京大学) -
西中 浩之 教授(京都工芸繊維大学)
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深尾 武司 教授(福井県立大学) -
山中 修一郎 講師(東京慈恵会医科大学)
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Jusup Marko 主任研究員(水産資源研究所) -
吉見 昭秀 分野長(国立がん研究センター)
贈呈式の最後に「基礎研究を社会につなぐ ― 腸内環境研究から見えた社会実装のリアル」の題目で、第9回「理想の追求」の研究助成先でもある、医薬基盤・健康・栄養研究所 副所長 國澤 純様による招待講演がありました。國澤様は、「キヤノン財団の助成では、腸内細菌と健康との関係をサイエンスとして解明し、助成後はその成果を社会に還元する活動に精力的に取り組んできました。その中で、食の効果には個人差があることが分かり、個人ごとに適した食を提案する「精密栄養学」という考え方を打ち出しました。こうした取り組みを通じて、新しい健康社会の実現を目指しています。」と、研究成果を広く一般の方に知らしめる活動にも力を注がれている様子をご紹介いただき、会場は大いに盛り上がりました。
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國澤 純様 招待講演 -
國澤 純様 招待講演
贈呈式終了後の懇親会では、研究者の方々を中心にして、財団役員や選考委員との活発な交流が行われ、大盛況のうちに閉会しました。
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懇親会の様子 -
懇親会の様子






