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キヤノン財団 一般向け講演会「海から読み解く地球のこれから~生命・資源・環境を支える地球規模のサイエンス~」を開催

8月9日、キヤノン財団は一般向けの講演会「海から読み解く地球のこれから~生命・資源・環境を支える地球規模のサイエンス~」をオンラインにて開催しました。

キヤノン財団では、最新の研究成果を一般の方へ分かりやすく伝え、科学の有用性や社会との関わりを知っていただくことで社会と科学の距離を縮め、科学技術の普及につなげることを目的として、一般向けの講演会を実施しています。今年も大変多くの聴講者が参加し、多くの関心と反響が寄せられました。

【講演プログラムと講演者】

  •   講演1:「バイオロギングで実現する海洋生物と人の持続可能な共生社会」
    【講演者】佐藤 克文氏 東京大学 教授
  •   講演2:「海の動きのシミュレーション」
    【講演者】升本 順夫氏 東京大学 教授
  •   講演3:「日本近海に眠る膨大な海底鉱物資源」
    【講演者】野崎 達生氏 早稲田大学 教授

講演会では、キヤノン財団の研究助成を受けた3名の研究者より、「海」をテーマに、地球規模の社会課題の解決に挑む研究の最前線をご紹介いただきました。
各講演では、海洋動物の行動解析、海洋循環と気候変動の解明、海底鉱物資源の探査など多彩な視点からの研究成果が紹介されました。海洋や地球環境への理解を深めるとともに、環境保全や資源活用など持続可能な社会の実現に向けた研究者の熱意が感じられる講演会となりました。
講演の最後では、佐藤 克文氏がコーディネーターとなり、パネルディスカッションが行われました。パネルディスカッションでは、チャットで届いた聴講者からの質問について講演者が回答しました。


  • 講演者によるパネルディスカッション(コーディネーター 佐藤 克文氏)

最後に各講演者から、好奇心を大切に育みながら自分の興味や関心を深く追究し、さまざまな分野に目を向けて挑戦を続けてほしいと、これからの日本の科学技術を担う若い世代へ熱いメッセージが贈られました。

講演会後のアンケートでも、中高生などの若い世代を含む幅広い層の参加者から、海洋研究と社会課題との関わりへの理解が深まり、研究者の社会課題の解決への挑戦に感銘を受けたとの声が寄せられ、参加者が科学の面白さや魅力を実感した様子がうかがえました。

キヤノン財団は今後も、科学の有用性、社会や生活との関わりに興味を持っていただくことを目的として、最新の研究成果を分かりやすく一般の方へとお伝えする活動に取り組み、日常生活と密接につながる科学を身近に感じていただくことで科学技術の普及に貢献していきます。
次回の講演会もぜひご期待ください。